少女と夢人形

RPTL-002  ( 2004.10 第14回M3 )


東方シリーズ Arrange Mini Album
- 少女と夢人形 -


【 Track List 】

 01. 世界に拒絶されし少女
    / 東方紅魔郷「ラクトガール ~少女密室」

 02. 紅い月と血の涙
    / 東方紅魔郷「月時計 ~ルナ・ダイアル」

 03. 時計仕掛けの夢人形
    / 東方夢時空「リーインカーネイション」・「夢消失 ~Lost Dream」

 04. 儚き魂の慟哭
    / 東方永夜抄「永夜の報い ~Imperishable Night」

 Extra. 夢幻の蒼き空
    / 東方妖々夢「アルティメットトゥルース」


【 Arranger 】

Tr.02,03,04,Extra : ripple
Tr.01 : YDK (ゆづき亭) / ripple


【 Illustrator 】
mak
えれっと (うつらうららか


 第二弾は上海アリス幻樂団さんの東方シリーズより。
 東方の世界観を一度壊し、自分なりの解釈を経て新たに世界観を再構築。原曲とは一味も二味も変わった雰囲気を味わえます。
 4つ打ち成分が多分に含まれており、曲もトランスな色が濃く表れております。「ピアノやヴァイオリンの繊細なメロディーに荒れ狂うシンセの嵐」、と聴いてピクリと反応してしまった方にオススメです。

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■「少女と夢人形」ライナーノーツ■


■ご挨拶

 ども。知ってる方はこんにちわ、知らない方にもこんにちわ。「Ripple Tale」のrippleといいますです。

 言いたい事はたっくさんあるんですが、もうちょっと簡潔にいきたいと思います。このライナーノーツを読んで、既に聴いてくれた方には新たに何か感じるものが、まだ聴いてない方にはそのイメージを形作るのを手伝えれば、と思います。


■このCDは

 全体的にストーリー性を意識して作ってます。「1冊の本にストーリーがあるように、1枚のCD、そして曲1つ1つにもストーリーを持たせてみたいなぁ」というのがこのCDのそもそもの始まりなんで(微妙に誇張風味。1曲がすごく長かったり、展開がころころ変わったりするのはこれが原因です、多分。
 まー、その結果、繰り返し聴くには向かないかもしれないけど、1曲1曲はじっくり聴けるんじゃないかなぁ、と思います。1度聴いた後に余韻というか、そういう何かが残ってくれると製作側としては嬉しい限りっすな。

 そんな訳で、このCDに入ってる曲は原曲の面影が無いものが多いっす。今回の場合はイメージがあり、その上にストーリーがあり、そしてそこから曲が出来てるので、根底に置いてるイメージが原曲とは大きく異なるこのCDでは、当然と言えば当然なんですが。「東方の曲をアレンジした」というより「東方の雰囲気をアレンジした」ってことになるのかなぁ。や、自分で言ってて訳わからんのですが、そんな感じでしょうな(ぉ
 で、ですね。その根本となってるイメージなんですが「東方の世界観を一度壊し、自分なりの解釈を経て、新たに世界観を再構築したもの」となってます。具体的には「悲壮」とか「空虚」とかかなぁ。ニュアンスとして伝えづらい上に、言葉にすると味気ないんでこの辺で割愛。CDのためのストーリーについても、裏設定としてちゃんと文章の形であったりします。片鱗はジャケ裏にどーーんと載ってますので、気になる方はそっちで。

 大まかなCDの解説はこんな感じです。ただ、これはrippleの世界観であって、当然聴き手の方に強制するもんじゃないっす。逆に曲を聴いたときに、各人がそれぞれ自由に感じたこと、それを大切にして欲しいなぁ。その自由な部分が音楽の楽しみ方でもあると思うので。このライナーノーツは参考までにー。

 でわ、曲解説いってみよー。


■01. 世界に拒絶されし少女 -東方紅魔郷「ラクトガール ~少女密室」-

 初っ端を飾るということで、CD全体を表すような曲で。ということで綺麗系じゃなくて、暗いじめじめ系なトランスですな(何。バリバリのシンセで攻めます。攻められます。

 コンセプトは「拒絶」。そこから「孤独」とかのキーワードを連想してもらえればいいんじゃないかと。そんな感情剥き出しな荒っぽいトランス。

 この曲はYDKさんのラクトガールのアレンジである「Locked Girl」をさらにリミックスした感じになっとります。快諾してくれたYDKさんに感謝ー。


■02. 紅い月と血の涙 -東方紅魔郷「月時計 ~ルナ・ダイアル」-

 1曲目が感情的だったのに対し、2曲目はノリを楽しむタイプのトランス。典型的なダンス一直線(ぉ。綺麗系、というかメロディアスなシンセ系っていうのかなぁ。ユーロトランスに近いかもしれない。ノリ重視なんだけど、どこかもの悲しい感じもあるよーな…。そんな雰囲気も微妙に醸し出せてればいいなぁ。

 キーワードは「月の狂気」。紅い月の狂気に当てられて…云々。


■03. 時計仕掛けの夢人形 -東方夢時空「リーインカーネイション」・「夢消失 ~Lost Dream」-

 打って変わって、アコースティック感の強い3曲目。相変わらずな4つ打ちだけどー。このCD収録曲の中で唯一、パッ聴いて原曲がわかる曲。

 バイオリンを主軸として、そこにメロディーのピアノの旋律を絡めてあります。構成はポップス構成で、Bメロ以外の各部分に原曲が入ってます。実は初めて東方のアレンジをしたのがこの曲。…さらにさらに、元々はゲスト用の曲だったりもします。

 コンセプトは「神聖なものとは?」。キーワードは「時間」と「人形」。謎の問いかけみたいですが、こんな感じ。


■04. 儚き魂の慟哭 -東方永夜抄「永夜の報い ~Imperishable Night」-

 物語の流れとしては終着点となる4曲目。ジャンル分けは出来ない、というか敢えてしない。ジャンルとかの垣根を超えて、ただ感情をぶつけたらこの曲になった感じ。恐らく、このCDで自分が伝えたかったものは、全部この曲に入ってるんじゃないかと。
 儚さや脆さ、震えや涙、絶望と希望。そして偽り。単語として書き出すなら、こういうのかなぁ。

 コンセプトは「溢れ出す感情」。キーワードは「虚勢」、そして「溢れ出す涙」

 「死ぬのは怖くない。じゃあ、頬を伝うこの涙は何?」


■Ex. 夢幻の蒼き空 -東方妖々夢「アルティメットトゥルース」-

 おまけトラック的な扱いの5曲目ー。今までの4曲と違ってコンセプトからして明るい感じ。そのままずばり「蒼い空」。
 曲は近年のHAPPY HARDCORE風味でー。これまた直球勝負な勢い重視。というか勢いのみ(ぉ

 気づいてるかと思いますが「夢幻」と「無限」をかけてます。夢に見る広い蒼空って感じっすな。


■最後に

 ジャケを担当してくれたmakさん、えれっとさんに心からお礼をー。makさん、いろいろ注文多くてすみません。しかも、ギリギリの期間でダメ出ししてごめんなさい。お陰様でイメージ通りのものが出来ましたー、どうもありがとうございまっす。
 えれっとさん、死ぬほど忙しい中、無理矢理頼んでごめんなさい。ジャケ以外の部分も全部含めて、どうもありがとうございますー。えれっとさんがいなかったら、絶対完成してませんでした(ぉ
 徹夜で包装作業を手伝ってくれた猪鹿さん。面倒な諸作業をこなしてくれた友達のみんなにも感謝ー。

 そんなこんなでドタバタと作ったり、変なCDコンセプトがあったりしますが、1曲でも気に入ってもらえる曲があるといいなぁ、と。曲を聴いて何か感じるものがあればいいなぁ、と。そんな勝手なことを願ったりします。

 ではでは、この辺で失礼しまっす。最後までお付き合い、ありがとうございましたっ。

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