Roman
期待の高まるSoundHorizonの新譜「Roman」を聴いてみたー。
個人的な印象では「いつも通りのSH」って感じかなぁ。CD全体を物語でまとめる手法はもちろん健在で、楽曲や歌詞、またジャケのイラストやケースの仕掛けなどからSHっぽさが滲み出てます。もう、このレベルで統一した雰囲気を出せるCDってのは、数少ないんじゃないかね・・・。
ただ、中にはレベルダウンを嘆く方も多いようで。その原因の1つが、各所で指摘されているボーカルさんの変更による影響。うーん、俺はそんなダメには感じないけどなぁ。確かに以前とは雰囲気が変わってると思うけど、物語に登場するキャラが違えば声が違うのも当然かなーなんて思ったりする訳で。そうなれば当然纏う雰囲気も曲、そしてキャラ、声によって変わってくるさねー。やっぱり今までのSHの曲を聴き込んでれば聞き込むほど、何か違和感があるんだろうねぇ。
逆に「あれ?前回から変わった?」って思う箇所は、まず全体的に1曲1曲が長くなったなぁってこと。ほとんどの曲が6分を超えるなんて、ポップスじゃあまり見ない。曲の前後や途中にナレーションを入れてみたり、前半のフレーズを用いつつも別の展開をかけたりと、曲の構成にも凝ってますってのが強く伝わってきますなぁ。1曲の中にストーリーを内包するために、いつも以上にころころーっと展開を変えていったところ、詰め込む要素が増えてしまい、結果的に1曲の時間が長くなってしまったって感じ。
んでもう1つが、「以前からこんなにSE多用してたっけ?」ってとこ。以前から、イントロとAメロの繋ぎ目とか、曲の転機では多用されてたのは記憶にあるんだけど、曲中でもこんなに使われてたっけか・・・。SEはイメージを広げるのには良策で、意図したイメージを伝えやすいんだけど、多用すると安っぽくなっちまう。しかしそこは流石のSH。コントロール加減が絶妙具合で、上手く作品を盛り上げるのに寄与してると思うわー。
とまぁ、いろいろ書いてますが、俺はSHライトユーザーなんで参考程度にどーぞ。個人的には、買う価値は十分にあると思うっす。







